主婦・ママになっても輝けるサロンづくり
今回、運営店舗のうちの1店舗を「日祝定休・完全週休2日制・18:30閉店・社会保険完備」にされることを決意したOlive中桐オーナー。
人への想いと情熱があり、ウソをつけない真っ直ぐなお人柄。広い人脈と豊富な情報量。いつもお会いさせていただくと、ついつい自分の相談までしてしまう(笑)そんな中桐オーナーにインタビューさせていただきました。
今回、「日祝定休・完全週休2日制・18:30閉店・社会保険完備」のサロンをつくろうと思ったきっかけは何ですか?
きっかけは、新卒のスタッフとのコミュニケーションの中からでした。美容師不足と言われ、新卒の採用が難しくなっている今でも、ありがたいことに新卒採用ができています。そして、うちに入ってきた子達は、本当に一生懸命な子が多い。そんな中、たくさんの美容学生と接する中で、奨学金を受けながら美容師になる子も多いという現実を知りました。しかし、スタイリストデビューした後、結婚や出産で美容師を辞めてしまう子も多い・・・この美容業界全体のジレンマにとても違和感を覚えていました。
とってももったいないと思うんです。そんなに頑張って美容師(スタイリスト)になったのに。
「この今の頑張りに報いてあげられる場所をつくりたい!」そう思ったのがきっかけでした。主婦になっても、ママになっても、働き方が変わっても、やりがいを持って楽しく働ける場所をつくりたいと思いました。
これからのOliveの方向性を教えてください!
私の考えは、アシスタントのうちはもちろん一生懸命にレッスンし、とにかくちゃんとスタイリストになることが大事だと思っています。
ただね、スタイリストになってからは、色んな働き方があって、楽しく美容師ができていいと思うんです。実際、既存店でもその子に合わせた働き方もできるようにしているので、本当の意味で一人ひとりのライフスタイルに合った働き方ができるサロンを目指していきたいと思っています。
新しいコンセプトサロンでは、結婚や出産、またその準備、家庭の事情等で勤務に制限があっても経験を活かして働ける、お互いに気持ちが分かるからこそ、チームワークでフォローできる、そんなサロンにしていきたいと思っています。
これからの美容業界はどうなっていくと思われますか?
美容師不足の売り手市場の現在、「働き方」という面ではバリエーションが増えていくと思います。今でもそうですが、その分アシスタントを雇用・教育しないというサロンも増えてくるでしょう。
ただ、「働き方が選べる」ようになるには、その分選択肢が選べるくらいまでの実力はつけておかないとまずい。
だから、僕はアシスタントの「教育・育成」も諦めたくないんです。
働き方を選べる美容師になってもらいたいですからね。
株式会社オリーブ
代表取締役 中桐勝一
大阪府出身
L.A留学中にNYでサミー宮本氏と出会う。
日本に帰国後、会社を設立
2000年美容業へ参入
現在大阪府内に美容室4店舗・アイラッシュサロン1店舗を経営
(今季アイラッシュサロン2店舗目オープン予定)
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