サロン見学の準備はできていますか?
美容業界独特の風習、サロン見学。
サロン見学には来たけれど、面接は受けに来ず、採用できなかったということはありませんか?
そのサロン見学にも、サロンの人材を採用するにあたって気を付けなければならない点があります!
『サロン見学』のスタンスはサロン様によって様々です。
①普段の営業を見てもらう
②担当またはオーナーが会社概要も含めて働き方の説明をし、質疑応答の時間も作る
私たちが普段サロン様に見学をお願いする際は②のほうでできるだけお願いしています。
なぜならば、お客様の入り具合や、お客様層、どんな接客をするかはその時々によって違うと思いますし、そこで勝手に憶測(例えば、年配層が多そう・・・、サロンが忙しそうでバタバタしていそう・・・、お客様との会話が少なさそう・・・)をされることは、サロン様にとっても求職者さんにとってもメリットがないからです。
できるだけ時間をとっていただき、サロンの想いや働き方、日々のサロンワークをよりリアルにお話しいただくことで、サロン見学の価値が上がります。
もちろん、サロン様にとっては、採用活動になるので、『選ぶ』ほうであるのは当然ですが、サロンの人材不足が問題になってる現在、まずは求職者さんに『選ばれる』サロンになることが人材不足解消の1歩になります。
サロン見学に行って辞退、または面接に進まない理由として多いのは
■【スタッフさんの対応が冷たかった】
→お客様をお迎えするテンションで「こんにちわ」と言われたが、「見学」と分かったとたんに対応や声のトーンが低くなり怖かった。
→入口で声をかけたが、「お待ちください」という指示もなく、しばらく一人で待たされてどうしたらいいかわからなかった。
■【求人票の内容と募集要項が全然違った。またはあいまいな部分が多かった】
→待遇面の条件にあいまいな部分が多く不安になった。
→求人に出ている条件と全く別の説明をされた。
■【採用に対して意欲的ではないと感じた】
→かなりのローテンションで流れ作業のように説明され、あまり人がいらないのかな、と感じた。
→「人手不足」アピールが多く、誰でも採用の言い方をされ、私じゃなくてもいいかな、と感じた。
思い当たることはありますか?
特に冷たく対応したわけでもないのだけれど・・・ということもあると思いますが、
初めての方ばかりの中に見学に行く不安の中で、そのように感じられることも多々起こるということですね
逆に、見学に行ってみて面接を受けたい、このサロンで働きたいと思った理由で多いのは
■【スタッフさんの対応が良かった】
→サロンに入ってすぐに、みんなが笑顔であいさつしてくれて安心した
→スタッフさんみんなが楽しそうに笑顔で働いていた
→スタッフさん同士のコミュニケーションがしっかりと取れている感じがした
■【たくさんサロン様のお話しが聞けて、働くイメージがついた】
→待遇や働き方、レッスンの仕方やサロンの想い、大事にしていることなど、たくさん話しが聞けたので、サロンワークのイメージがしやすかった
→中途採用に不安があったが、中途の場合の技術チェックの仕方や入客の仕方など、丁寧に説明してくださり、サロン側に迎え入れてくれる体制が整っていると感じ安心した
■【サロン様の想いや有り方に共感できた】
→お客様やスタッフに対しての想いをお話しいただき、いいなと思った
毎日忙しいサロンワークの中で、実際サロン見学に1件1件時間を割いて、、、ということはとても大変なことだと思います。
ただ、時間をかけて、しっかりと働き方や想いを理解・共感してもらって入社されたほうが、長く続きますし、サロン様側と求職者さん側の『思ったのと違った』ということが少なくなります。
ぜひご参考までに
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