サロンワークとプライベートの境目
関西で、美容師さんの人材紹介・転職サポートをさせていただだいております、
佐藤です^ ^
最近の求人原稿によく見られる「プライベート充実」
求職者さんのご相談・面談でも「お休み」「帰宅時間」は条件でよく出てくる項目なので、
・月の休みの回数
・休みの日のレッスン・ミーティングの有無
・サロンスタッフさんの実際の平均帰宅時間
などは求人のアポイント時、重点的にヒアリングさせていただくことが多い事項です。
もちろん、お休みや十分な休息をとることは技術者にとって最高のサービス&パフォーマンスをする上で大切なことですが、
このレッスンが「仕事」に入るか問題は、サロンオーナーさんにとっては頭の痛い問題だと思います。
最近では、「拘束時間」というくくりになり、強制した拘束(レッスン)はできない、となっていたりしますしね・・・
私自信は、そもそもレッスンや講習、その他自分の将来や夢のために費やす時間は「仕事」というよりは自分のためなのだから、「プライベート」の時間と考えていたタイプ。
辛いこと、大変なこともあれど、きっとそれが血となり肉となり、自分のなりたいものやなりたい状態、そして夢に近づいていく・・・周りの人を幸せにできる力がついてくる・・・
なんとなく、『夢』を見るということ自体が遠い存在になっているのでしょうか?
とキャリアアドバイザーになりたての頃、「世代ギャップか?」と悩んだものです。
でも、「今の子」と呼ばれるのは、いつの時代も同じ。
私たちの若かった頃だって、「今どきの若い子は・・・」と言われてました(笑)
何が違う・・・
よくよくヒアリングしていると、どうも「やらされている」という気持ちが強いことに気づきました。
まだ、自分の「職業」としての捉え方ではなく、美容師という「仕事」となっているかんじ。自分のためではなく「仕事(サロンワーク)」するためのレッスン。
それは、確かに自分時間を費やせる(費やしたいと思える)時間が少ないはずだ・・・
まだ考えも成熟しきっていない、アシスタントさんにとって、他者(お客様や周りのスタッフ、サロンや自分の会社)の幸福のために・・・と言われてもピンとくる子のほうが少ないのかもしれません。(もちろん人にもよりますが)
そうであれば、自分向きのベクトルに合わせた「何のために?」「どうなりたいから?」を一緒に考えて、一緒に組み立てながら、時には振り返りながら一緒に歩むことで、目的が明確になり、「やらされている」から「やりたい」になるのかもしれません。
きっと私たちも「今の子」と呼ばれていたころ、(自分で気づいた、という方もいらっしゃると思いますが)、そのように教えてくれた人生の先輩がいたはず。
これまで出会った方々に感謝♪
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