スタッフさんのSOSを見逃さない
【こんにちは、関西で、美容師さんの人材紹介・転職サポートをさせていただだいております、佐藤です^ ^】
私が以前、2店舗営むサロン(ちなみに美容室ではありませんが)に勤めていた時の話。
未熟ながら私はそこでマネージメントをさせていただいておりました。
ある日、メインで入っている店舗ではないスタッフから電話がありました。
「サロンを辞めようか悩んでいる」と。
その子が店舗内でミスをして、それについて注意を受け落ち込んでいるという話は他から聞いて知っていました。
とても気持ちが繊細な子でした。
その時の電話に出た私は、「大丈夫、落ち込むことじゃないよ、誰にでも失敗はあるからね」と、今思うと簡単に流してしまったように思います。
案の定、彼女はしばらくして退職してしまいました。
今になれば分かります。とても傷つけてしまいました。
「大丈夫」ではなかったから電話をくれていた・・・
悩んでいて、話をきいてもらいたかったから電話をくれたのです。
あのとき、なんで飛んで会いに行き、話しを聞いてあげなかったのだろうと今でも後悔しています。
このケースははっきりとSOSが分かるパターンで、完全に私のミスです。
もっともっと分かりにくく、小さなSOSを出してる人はいっぱいいたのかもしれません。
求職者さんにお会いして、退職理由を聞いたり、サロンを辞めようかと思っている人への
「悩んでいる時、誰かに相談した?」という問いに、
「相談しましたが、聞いてもらえませんした」
という答えが返ってくる度に、その日のことを思い出します。
ほんのちょっとのすれ違いや、甘え、分かっているだろうという思い込み・・・
自分にとってはささいな出来事も当人にとっては深刻なことだったり、重大なことだったりすることがあります。
「悩んでいる」と言ってこなくても、考え込んでいたり、態度に出ていたりするのかもしれません。それを「相談したけど、聞いてもらえなかった」と感じる子もいるかもしれません。
SOSのアンテナを敏感に張ること、必要な時に手を差し伸べられること、難しいことですが常に鍛えておかないといけないのかもしれません。
ご参考までに♪
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